もしもし、お母さん?

2018年8月に癌で亡くなった母への思い。自分の気持ちを整理する為に書きます。

辛いなぁ

世の中には思ったよりも死を扱った話題は多くて、今まではそれをただの泣ける物語として触れていたけれど今は瞬時に心が母を亡くしたあの日にタイムスリップする。

あんなに母が早く逝くなんて思わなかった。

癌がわかってから実際に亡くなるまで半年以上あったはずなのに、記憶が薄れていくからなのか突然母を失ってしまったに等しい感情になる。

 

こんな事、口に出しては言えないけれど身の周りや街中で母より歳上の方々を見ると「どうしてあの人達は生きているのに母は死んでしまったんだろう?」と思ってしまう。

母はあの人達よりずっと死より遠いと思っていたから。

もちろん、周りの方々がご存命で元気でいてくれる事が嬉しい気持ちの方が多いのだけれど…

 

61歳で癌で亡くなる…文字にすれば特別珍しい感じもしない。ニュースで有名人が亡くなった事を知ったら、まだ亡くなるにはちょっと早いよね…お気の毒だね…という感想を抱くレベル。

けど、あんなに生命エネルギーに満ちていた母があっという間に癌に殺されてしまった。

癌は怖いなぁ…